外壁塗装ブログ

木部の塗装も忘れずに!木目を活かせる塗装方法もご紹介!

2022.8.31

最近のお住まいには少なくなりましたが、玄関や面格子、窓枠など木材を使った部材もあります。木材は塗装をして風雨から保護されています。

 

その塗装が古くなっていると水を吸って腐食してしまいますから、状態には注意しておきましょう。木部の塗装は、塗りつぶしと木目を活かす2つの塗装方法があります。今回は木部の塗装についてご紹介していきます!

 

【木材の塗装は欠かせない!木部塗装は3〜5年が目安】

木部の塗装も忘れずに!木目を活かせる塗装方法もご紹介!

木材の塗装が古くなったまま放置してしまうと腐朽菌が繁殖し、腐らせてしまいます。木材は水を吸う性質がありますので、腐らせてしまわないように塗装が必要なのです。木材が腐食すると、カビの発生やシロアリを寄せ付けます。建物にとってシロアリは天敵です。柱や土台など建物の大切な構造体を食べて弱体化させてしまいます。シロアリに構造体をやられてしまうと、修理費用もふくらんでしまいますから、経済的なダメージも大きいでしょう。木材が水を吸い、腐食させてしまうことは、カビやシロアリが好む環境を作ることにもつながります。被害を出さないためには、腐食を防ぐために定期的に塗装することが欠かせません!木部の塗装は3〜5年を目安にご検討ください。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

【木材が使われている部材】

木部の塗装も忘れずに!木目を活かせる塗装方法もご紹介!

現在のお住まいは窯業系やケイカル系の部材が多くなり、木材が使われることは少なくなりました。しかし、木造住宅のように構造体に木材を使っている建物もあります。構造体に塗装することはありませんが、外装に使われている木部材が腐食すれば、前述したシロアリを寄せ付けることになり、構造体にまで被害を及ぼしてしまう可能性があります。また、昔の住宅は木材をふんだんに使っています。造作のフェンスやウッドデッキがあるお家もあるかと思います。こういった木部は塗装をしておかないとすぐに腐食してしまいますから、外壁塗装をするときは一緒に塗装しておくことが大切です。木部は以下の箇所があります。

 

【木部の箇所】

・窓枠

・面格子

・濡れ縁

・ウッドデッキ

・玄関

・破風板

・軒天井

・雨戸や戸袋

・羽目板や無垢板を使った外壁

 

造作で作られているものが腐食すると、また始めから木材を加工して作り直さなければいけません。既製品のような簡単に交換ができるのものではありませんから、傷んでしまわないように注意しましょう。

 

塗装する場所は見積もりに書かれています。見積もり漏れを防ぐために、工事契約をする前によく内容を確認しましょう。

 

見積もりについてはこちらの「料金について」をご覧ください。

 

【木目を活かすオイル塗料】

木部の塗装も忘れずに!木目を活かせる塗装方法もご紹介!

木部の塗装方法は「塗りつぶし」と「オイル塗装」があります。木目を活かしたい場合はオイル塗装をしましょう。

 

オイル塗装はオイルをベースにした塗料で、オイルステインと呼ばれています。オイル塗料は素材に浸透して着色、保護をします。植物油を使った自然素材のオイル塗料もあります。植物油を使った塗料は有機溶剤を使った塗料とは違い、体にも優しいため室内使用におすすめです。

 

外壁などに用いられるのは樹脂塗料です。この塗料は樹脂が配合されており、硬化すると塗膜を作ります。木部に塗ると木目をつぶしてしまいますから、木目を活かしたい場合は注意しましょう。樹脂塗料は耐久性が高く、オイル塗料よりも長持ちします。メンテナンスの手間を軽減したい方は、樹脂塗料がおすすめです。

 

塗料のことをもっと知りたいという方はこちらの「塗料について」をご覧ください。

 

【木部塗装は下地処理が大事!塗装の基本的な流れ】

木部の塗装も忘れずに!木目を活かせる塗装方法もご紹介!

木部の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3工程か、下地処理後の上塗り2回で行われます。素材の状態によって工程は変わりますが、どちらも下地処理がとても大切です。下地処理は塗装の耐久性を左右するといっても過言ではありません。

 

【下地処理とは?】

下地処理とは、塗装前に行っておく下地を調整する作業のことです。長年風雨にさらされた下地は荒れている状態のため、塗装がつきづらく、表面もガタガタになっています。この状態で塗装をしても長持ちしませんし、仕上がりもきれいではありません。そのため、塗装前に下地を整えて塗装の密着性を向上させ、見栄えも美しくなるように調整するのが下地処理の役割です。

 

下地処理には高圧洗浄やケレン、シーリング工事、補修などがあります。木部塗装ではケレンを行うことが大事です。経年劣化した木部は表面がガタガタになっていますので、ケレンをして平滑にしておくことで美しく塗装を仕上げることができます。

 

ケレンについてはこちらの「塗装工事で行うケレンとはどんな作業?目的と重要性を解説!」をご覧ください。

 

【木部塗装の基本的な流れ】

木部の塗装も忘れずに!木目を活かせる塗装方法もご紹介!

木部塗装は以下の流れで行われます。

 

【木部塗装の流れ(塗りつぶしの場合)】

1:高圧洗浄

2:下地処理

3:下塗り(下地の状態が悪く密着性が落ちる場合)

4:上塗り1〜2回

 

木部塗装は下地処理後、上塗りをして仕上げるのが基本的な流れですが、下地の状態が悪い場合は、シーラーやプライマーなどで下塗りしておく必要があります。シーラーなどの下塗り材は、塗装の密着性を上げ、塗料の吸い込みを防ぐ効果があります。塗装は下地に密着していなければ、すぐに剥がれてしまいます。下地の状態に合わせて柔軟に塗装することが大切です。

 

また、オイル塗装の場合は下地処理の後、下塗りをせずにオイル塗料を塗布します。

 

【木部塗装の流れ(オイル塗装の流れ)】

1:高圧洗浄

2:下地処理

3:オイル塗装1〜2回

 

オイル塗装後、艶出しのためにニスを塗るケースもあります。注意が必要なのは、ニスや樹脂塗料で仕上げているものを再塗装する場合、そのままだと塗料を弾いてしまうため、剥離作業が必要です。状態によって下地処理の手間が変わってきますので、塗り替えをご検討している方は、一度塗装業者に診てもらいましょう。

 

当社は無料で建物診断を実施しております。お家のことでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

塗装は美観だけでなく、建物を守る大事な保護としての役割もあります。木部塗装をするときは、外壁など建物全体の塗装もしてあげましょう!

 

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南大阪で、塗装工事、屋根工事のことなら、南大阪屋根外壁塗装専門店へお気軽にご相談ください。

 

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