こんにちは😊

 

今回は最近ニュースにもなっていた、

訪問販売業者についてです❕❕

 

 

≪ こんな経験ありませんか？ ≫≫

 

 

自宅のチャイムがピンポーンと鳴り出てみると

 

「近くで工事をしている物なのですが、屋根が浮いているのが見えました。

このままだと雨漏りしてしまいますよ！」と言われた経験ありませんか💦？

 

「瓦が割れていますよ」「笠木が浮いている」「棟板金の釘が浮いてる」等々…

 

特に直近で強風が実際あったので「お宅の屋根浮いている、剥がれている」と言われれば、

「台風の風が強かったから屋根が飛んでしまったのかも…」と

不安になってしまうのは当然だと思います。

 

 

◆「屋根浮いてますよ」と言われた場合の対処法や注意点についてご紹介します📝◆

 

 

 

 

●そもそも屋根が浮いているとはどこなのか？

 

「屋根が浮いている」と指摘される箇所は、屋根の板金部分を指していることがほとんどです。

この板金は「棟板金」と呼ばれるもので屋根面の重なる棟部分を

覆い雨水を侵入させないような役割を果たしています。

 

 

 

棟板金の浮きは固定用の釘が抜けてくること発生しやすくなります。

固定釘は板金の内側にある下地の「貫板」と呼ばれる木材に打ち込まれていますので

板金が頑丈でもこの貫板が湿気や雨水の吹き込みで傷んでしまっては固定が難しくなります。

浮いた棟板金は強風に煽られると飛散する恐れもあり、

そうなると雨漏りが発生する可能性も大きく高まります。

９月などで増える台風の被害に備えておくためにも、

一度点検を行っておくことがおすすめです😊

 

 

 

ただ指摘を受けたという場合どうやって屋根の頂点が見えたのだろうという状況も存在します。

悪質な業者は点検と称して屋根に上り、わざと棟板金を浮かせて写真を撮るといったケースもあります。

 

本当に屋根の板金が浮いている状態にある場合は修理は必要な状態です。

 

しかし悪徳な飛び込み営業・訪問販売業者が言う決まり文句は「屋根の板金が浮いている」です。

この場合屋根の板金が浮いていなくても指摘してきます。

結論、屋根が実際に壊れていてもすぐに雨漏りすることはありませんのでご安心ください。

 

 

 

 

●屋根が浮いていると言われた時の注意点

 

 

①屋根に上らせないこと

屋根の上に絶対に業者をあげてはダメです。

突然、屋根の板金が浮いていると言われても何のことかわかりませんし、見えないことも多いです。

 

他のところも含めて屋根を点検すると言って、訪問販売業者は屋根に上がろうとします。

業者を屋根に上げてしまうと、不具合がないのに修理が必要と言われたり、

屋根材をわざと壊されたりするリスクがあるからです。

ご自宅の屋根は当然ながら下からでは見えません。

見えないところを指摘されれば不安になります。

悪意を持ってその不安に付け込むのが悪徳業者です。

 

 

 

②当日契約は絶対にしないこと

当日契約はトラブルの原因になりかねません。

悪徳業者は、あなたに時間を与えずにその場で契約書やサインや印鑑を

押させるために巧妙な話術を使います。

 

恐怖心を煽るような言葉を使って「すぐに修理しなければ雨漏りがする」、

「板金が飛んで人に当たる危険性がある」などと言い出します。

さらに「今だけのキャンペーン」や「期間限定の割引」という言葉にも注意が必要です。

 

 

 

 

 

③必ず名刺をもらうこと

必ず突然訪問してきた業者には名刺をもらいましょう。

「今は名刺持っていないので後日また伺います」という業者が多いようです。

 

また名刺であってもネットで検索をすると会社名がでてこない所在地がない、県外でありも多いのです。

 

 

 

 

 

●正しい断り方について●

 

 

突然家に来て、「屋根が浮いている、このままだと雨漏りがする」と言われると

不安になり、どう判断すればいいかどう断ればいいか分からないですよね…

 

訪問してきた業者の言われるままにするのではなく次のように言ってみるのはどうでしょうか。

「教えてくれてありがとう、知り合いに屋根屋さんがいて頼んでみるので大丈夫です」

弊社で工事をされてOB様でしたら、「まずは工事をしてもらった業者さんに点検依頼と相談してみます」

といえば大抵の業者は引き下がります。

本当にそのような人がいなくても大丈夫ですし、問題ありません。

このくらい簡単な返答で大丈夫です。

 

ポイントは「屋根屋さん」と言ってください。

間違っても「大工さん」や「塗装屋さん」と言ってはいけません。

屋根修理は大工さんや塗装屋さんではできません。

屋根屋さんいわゆる板金屋さんのお仕事になります。

「大工さん」や「塗装屋さん」と言ってしまうと屋根専門じゃないから

屋根修理はできないですよと言われてしまい業者のペースに乗せられてしまいます

「うちには決まった業者がいるので、そこで見てもらいます」とハッキリと断りましょう。

 

 

 

 

 

●まとめ●

訪問販売、点検商法について注意することをご紹介しましたが、

これから春一番など屋根に被害を生じさせることが多い強風が吹く時期になります。

強風は本当に屋根に被害を生じさせることもあるのですが、

訪問販売業者の営業も非常にしやすくなる時期なので特に注意が必要です。