最近、天気が良くなく太陽を見えない日々が続いております。
気分もドンヨリ・・・なんていってられませんね！
張り切って頑張ります！

さて、先日瓦の漆喰の補修のご依頼で屋根に上って作業してきました。

塗装だけではなく屋根の調査依頼から修繕なども承ってますよ！
棟瓦の下のちょうど半月の形をしている箇所です。

ここは、実は機能的には重要な箇所ではないのをご存じでしょうか？
化粧として塗るという認識でもよろしいかと思います。
補修するにしても、むやみやたらに上から塗り重ねると雨漏りします。

なので今回は撤去してから塗りました。

瓦は綺麗に積み重ねればよいだけではなく、とても複雑で繊細で難しいのです。
しかし、高温の窯で焼き上げているので耐久性には非常に優れており、６０年とも言われています。
その他の屋根材が２０年～３０年に対して６０年です。
先人の知恵ですね。
それ以降に生まれた屋根材の寿命はとても短い。

瓦の中でも陶器の瓦は非常に頑丈ですが、セメント瓦という商品もございます。
耐久年数は３０年くらいと言われています。
工場でプレスされ、瓦の形に形状されたセメント瓦は焼いてはいますが、やはり弱い。
死ぬまで暮らす家に２０年、３０年では少ないと思います。
セメント瓦は塗装による延命処置が必要になってきます。
長年置いてると紫外線や酸性雨、寒暖差で瓦が弱りスカスカになります。
塗装でしっかり持たせましょう。

ちなみに上ったついでに樋から立派な草が生えてたので掃除もしておきました(^^)

樋は完全に土で埋まってました。残念ですが洗浄機などで清掃するか交換が必要ですね。